AIプロセッサー搭載カメラ向け
正常状態を学習させて状態変化時にアラームを通知する、AI状態変化検知アプリケーション
■想定ケース
・開扉・閉扉状態の検知
・貴重品の持ち去り検知
・欠品状態の検知
・迷惑駐車の検知
■画素の変化で状態変化を検知
- 本アプリケーションは保存された画像から学習したモデルと、モニタリング中の画像を比べて画素の変化が
発生した場合に状態変化を検知してアラームを通知します*。
*特定の人や車を識別し、その人や車の動作における異常な動きを検知するものではありません。
■学習モデルは、正常/状態変化後のどちらでも設定可能
- カメラに保存された画像**から学習を行う際、その結果を正常とするか状態変化後とするかを
選択可能なため、置き去り検知や欠品検知など条件や環境に応じて活用いただけます。
**本アプリケーション利用時には対象カメラにおいてSDメモリーカードが装着されている必要があります。
■学習や設定はiCTのガイダンスで可能
- i-PRO設定ツール(iCT)のガイダンスに沿って、カメラに対して学習用画像の保存や学習指示を
行えるため、手順に迷うことなく学習や設定が可能です。
>>カタログダウンロードはこちら
>>WEBガイドはこちらをご確認ください。
仕様 |
想定使用環境
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屋内 |
注意・制約事項
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- 運用中想定される照度の画像を収集して学習を行う必要あり
- IR-LEDを利用する環境下で使用する場合、IR-LED利用中の画像で学習が必要
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最小検知サイズ
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画角横幅5%以上
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対応カメラ
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AIアプリケーションとSDメモリーカードに対応しているカメラ
- マルチセンサーカメラでは、本製品はいずれか1つのカメラでのみ使用可能
- PTZカメラでは、本製品は固定ポジションでのみ使用可能
- 全方位ネットワークカメラでは、本製品は[魚眼]がある撮像モードでのみ使用可能
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アプリ使用時の
配信フレームレート制限
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ソフトウェアの種類と機能の詳細および対応機種一覧【C0103】を参照してください
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他AIアプリとの同時動作
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ソフトウェアの種類と機能の詳細および対応機種一覧【C0103】を参照してください
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SDメモリーカード
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- 学習・運用時ともにSDメモリーカードが必須です。
- i-PRO機器専用SDメモリーカードの使用を推奨します。
- 本製品には、SDメモリーカードのデータバックアップ機能があります。
- 本製品の起動時・学習用画像を収集時・学習時に、カメラのSDメモリーカードへの録画に影響する可能性があります。
- 本製品の使用中にSDメモリーカードのフォーマットを行った場合、カメラを再起動してください。
- 本製品は、SDメモリーカードへアクセスできない場合、アラームを通知します。
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主な仕様(学習)
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学習画像保存数
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最大1000枚
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学習モデル保存数 |
最大3個 |
学習画像保存方法
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- 手動保存
- 自動保存(1~60分間隔で、10~200枚保存)
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必要画像枚数
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2枚~200枚
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学習時間の目安
※学習画像の枚数で異なる
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主な仕様(検知・通知)
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状態変化検知
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検知フレームレート:1fps 検知エリア:最大16エリア 検知時間:2秒~1時間 ※状態変化が指定した時間継続するとアラーム通知 検知条件 : 学習した状態を正常とするか、状態変化後とするかを選択可能 検知閾値 : 状態変化と判定する閾値をデモ画面を見ながら調整可能 白黒切替時の動作選択:アラーム通知OFFまたは白黒映像で使用する学習モデルを選択可能
その他設定 :
低照度時はアラーム停止することが可能
人物を状態変化から除外することが可能
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アラーム通知 |
■対応プロトコル
独自アラーム
ストリーム付加情報
HTTP通知
MQTT通知
ONVIF Event Stream
■通知内容*
アラーム発生エリア
学習モデル番号
アラーム継続時間*通知内容は、プロトコルによって異なります。「AI状態変化検知アプリケーションI/F仕様書」を参照してください。【管理番号:C0327】
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【ご注意事項】
撮影場所の明るさや被写体の動きなど、各種の設置条件やご利用環境により動きを検出しにくい、または検出しなかったり、誤動作する場合があります。導入前に現地の環境評価や機能選択設定等に関する事前調査が必要です。