セキュリティシステムの設計・デザインには、カメラ・レコーダーの機種選定・配置計画など、現場の要件を満たすためにさまざまな作業が必要で、非常に複雑で時間がかかります。
i-PROではこれらの作業をトータルでサポートするために、あらたにシステムデザインツールの提供を開始しました。

システムデザインツール>>

 

システムデザインツールとは?

システムデザインツールは直感的に操作できるユーザーインターフェイスを採用し、誰でも簡単にセキュリティシステムの設計とデザインができます。
読み込んだフロアマップ(平面図)上にカメラアイコンを配置し、被写体までの距離や画角を調整しながら、撮像イメージのシミュレーション結果を確認します。
この一連の操作を繰り返してカメラの必要台数、品番、各種設定を決定し、カメラリストの作成やレコーダー構成の見積りをします。

本ツール(Webアプリケーション)のユーザー登録は無料です。

 

課題

  • システム設計は複雑であるため、作業に時間がかかる。
  • 正しいシステム設計には、ノウハウと経験が必要。
  • AI動体検知等の機能拡張ソフトウェアを最適に動作させるためにはノウハウと経験が必要。

 

解決策

  • システム設計の作業ステップを大幅に削減、作業時間の短縮につながります。
  • 設定した内容が瞬時にシミュレーション結果に反映されるので、勘に頼らず視覚的に設定内容を確認できます。
  • 機能拡張ソフトウェアが最適に動作するためのカメラ設置条件をガイダンスでお知らせするので、事前の設計だけではなく、現場での設置調整の作業時間短縮につながります。

 

機能と利点

  • お客様のシステムにおける録画条件(解像度・画質・フレームレート・録画日数など)を指定することで、最適なレコーダーの機種選定、および必要な構成(HDD/増設ユニットなど)の提案を行い、お客様のシステム設計・見積りに貢献します。
  • ユーザー登録(無料)をすると、設計したシステムを「プロジェクト」として保存することが可能になり、いつでも・どこでも保存したプロジェクトの確認・編集ができます。
  • たとえば、『設計したプロジェクトをお客様先で実際にご確認をいただきながらその場で修正する』といった使い方も可能です。
  • カメラ配置後のフロアマップは画像ファイルとして保存できるので、提案書に貼り付けるなどの二次利用ができます。

 

使い方

ステップ1

フロアマップ読込みとスケール設定

ステップ2

カメラアイコン配置と撮像イメージの確認

ステップ3

カメラリスト作成とレコーダー構成/容量見積り

ステップ4

作成したデータの保存

 

 

機能拡張ソフトウエアによるカメラ用途別の設置ガイダンス

AI動体検知
マップ上に配置した対象物(人物・車・二輪車)の撮像サイズやネットワークカメラの俯角をチェックし、AI動体検知に適した設置条件をガイダンスでお知らせすることで、事前の設計を簡単に行うことができます。

AIプライバシーガード
マップ上に配置した対象物(人物)の撮像サイズをチェックし、プライバシーガードに適した設置条件をガイダンスでお知らせすることで、事前の設計を簡単に行うことができます。

ナンバー認識
マップ上に配置した車両の種類(普通・大型)に応じたナンバープレートの撮像サイズ、ネットワークカメラからの距離や俯角などをチェックし、ナンバー認識に適した設置条件をガイダンスでお知らせすることで、事前の設計を簡単に行うことができます。